ノーステック財団 幌延地圏環境研究所は，日本原子力研究開発機構の深地層研究施設を活用し，地圏の場と性質を利用した地球環境の改善に関する諸研究を展開するために2003年6月に設立され20年を迎えました。
　2023年9月4日（月）にJAEA 幌延深地層研究センター国際交流施設にて，「H-RISE 20周年記念フォーラム」を開催いたしました。
　司会は弊所の事務員の谷口美保が担当。
　ノーステック財団理事長である藤井裕より開会の挨拶から始まり，基調講演と特別講演が行われました。講師とテーマは次の通りです。

基調講演
　講師：経済産業省 放射性廃棄物対策課長 下堀　友数氏
　「特定放射性廃棄物の最終処分に向けた取組の最新状況について」
特別講演
　講師：広島大学大学院教授　長沼　毅氏
　「地圏運営に二十年間携わって」
　
　基調講演では，弊所と幌延深地層研究センターとの関連性や特定放射性廃棄物の最終処分に向けた現状をご説明頂きました。
　特別講演では，弊所設立の経緯や現状，地下微生物の力を借りてメタンを生成させるSCG法の特許申請時のエピソードをお話しいただきました。
（H-RISE 20周年記念町民フォーラムを開催しました−2へつづく）

20周年記念町民フォーラムの様子はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?v=uFsIO1U75uo

会場入り口の様子

受付の様子

谷口事務員による司会

ノーステック財団理事長　藤井裕よりビデオメッセージ

経済産業省放射性廃棄物対策課長　　下堀友数氏による基調講演

広島大学大学院教授　　　　　　　　長沼毅氏による特別講演