2013年11月19日のWhats Newでも御紹介しましたが、「Geomicrobiology Journal」に受理されました以下の論文が、2014年3月4日付でオンライン上で公開となりましたのでお知らせいたします。

論文の簡単な紹介:
(1) 幌延深部地下環境から取得した好気性の微生物(Pseudomonas stutzeri HSI-9株)が、地下環境中に含まれる主要な有機物である腐植物質を利用し、その一部分を分解すること。
(2) 上記の微生物が、腐植物質の構造を変化させること。
(3) 地下で何らかの構造物を作る時には、酸素存在下でよく成長する微生物が優占するようになり、地下環境中の腐植物質の構造を変化さる可能性が考えられること。

　論文の概要につきましては、H-RISE Webサイト内の以下のページでもご覧になれます。
http://www.h-rise.jp/research/detail.php?pid=997080046138

さらに詳しい内容が知りたい方は、以下の論文をご覧ください。
Ueno et al. (2014)
Structural Alteration of Humic Acids by Pseudomonas spp. from Deep Terrestrial Subsurface Diatomite Formations in Northernmost Japan.

　上記の論文は，先着50名まで無料ダウンロード可となっております。
http://www.tandfonline.com/eprint/3kGeRHj8dHxEurvKkHYA/full