H-RISE 公益財団法人北海道科学技術総合振興センター 幌延地圏環境研究所

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北海道科学技術総合振興センター
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【連載】地下微生物・3話【日本初の地下ラボ!?】

2014.03.12

第3話ということで、地下微生物研究の最前線で研修させていただいたお話をご紹介させていただきたいと思います。研修先は、広島大学の長沼毅先生のお弟子さんである天野由記博士(旧姓:村上)のラボで、所在地は岐阜県の東濃地科学センターです。そこでは地下深部の微生物研究ならではの研究設備や研究ノウハウに触れさせていただきました。その中でも、最初に驚いたのが東濃鉱山の地下坑道を見学中に突如現れる地下ラボです。まるで地下微生物研究の秘密基地のようで、第一印象は、「イッツ・クール、カッコイイ!!」でした。地下深部につくられた小部屋に微生物研究に必要な機材がびっしりと揃っており、ここに篭って研究することができたらどんなに素晴らしいだろうと思ってしまいました。聞くところによるとここは「日本初の微生物研究のための地下ラボ(実験室)」*だそうです。添付の写真は地下ラボとは関係ありませんが、H-RISEの地質巡検隊が撮影した幌延町の町花であるテシオコザクラとその群生地です。この花は山奥に入らないと見れませんので貴重な写真かもしれませんね。

*「日本初! 地下ラボ開所」でインターネット検索すると地下ラボの写真がみれますよ。